セーレン株式会社/KBセーレン株式会社

中間素材 新型CFRPプリプレグシート(熱硬化性、開繊薄層、常温保管・世界最速硬化)

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技術分類:
[ 中間素材 ]
取扱商品:
[ 製品・加工品 ]
キーワード:
[ CFRP ] [ UD ] [ エポキシ ] [ ハイサイクル ] [ プリプレグ ] [ プレス ] [ 一方向 ] [ 即硬 ] [ 常温 ] [ 炭素繊維 ] [ 熱硬化 ] [ 薄層 ] [ 連続引抜 ] [ 開繊 ] [ 高強度 ] [ 高速硬化 ]

提案技術のポイント

福井県の特許開繊技術(開繊率世界一)と、当社繊維含浸技術の融合による薄層UD基材。
エポキシ系以外に、DIC株式会社と共同で世界最速ラジカル硬化タイプを開発中です。

効果

製品材厚や使用量削減に!
プリフォーム、織物、SMCはもちろん、一般プリプレグでさえも実現できない薄さ(超軽量)、高強度、高剛性を実現します。
また高速硬化タイプは基材の常温保管に加え、汎用成形機(熱プレス、ベルトプレス、連続引抜等)での生産も可能にし、設備負担や管理負担を抑えることができます。

従来技術

◆欠点
1.一般プリプレグ基材では、成形ムラやボイド不良ができやすい
2.基材管理の負担大(冷凍輸送・冷凍保管)
3.成形生産性が悪い(硬化時間60分)

新技術

◆特長
1.本薄層プリプレグは、成形均一性が高く層間破壊を抑制
2.常温輸送・常温保管が可能
3.熱プレス成形1分、連続ベルトプレスや連続引抜等も可能

技術の展開・連携

開発進度
試作・実験段階 (2021年3月完了予定 進捗状況60%)
知的財産権
有り
共同研究者(役割)
・福井県工業技術センター(特許開繊技術)
・DIC株式会社(ケミカル開発)
・当社(プロセス開発)
活用例
薄層が活かせる、薄地高強度部材の成形及び製品メーカー様からの下記要望が多いです。
1.他の基材より強く、硬くできることで、厚みや使用量を減らしたい
2.基材保管や成形等の設備負担や管理負担をできるだけ減らしたい
技術課題・制約
現在は専用パイロットラインによる製造プロセスの開発段階で、一部ユーザー様向けに下記基材開発も同時進行中です。
見本等のご要望は、用途分野や納期、結果のフィードバック等、簡単な情報交換だけさせてください。
 2019年度   40~150μm厚×max25cm幅×100m巻き等
 2020年度以降 40~150μm厚×max50cm幅×数100m巻き、幅スリット対応、個別カスタマイズ
必要な連携先
2021年度からのパイロットラインによるプリプレグ供給へ向け、更なる下記企業との連携を希望します。
1.プリプレグ積層~プレス成形または連続成形技術を有する企業
2.薄層を活かせる高強度用途の複合材開発企業
技術のWEBサイト

シーズの問合せ先

部署・担当者
研究開発センター 事業管理部・野形明広
住所
〒913-0036 福井県 坂井市三国町米納津48-113-2
連絡先
TEL:0776-50-7009
お問い合わせフォーム

企業・機関概要

所在地
〒918-8560 福井県福井市毛矢1丁目10-1
連絡先
TEL:0776-35-2111
FAX:0776-35-2114
資本金・従業員数等
175億2,025万円・1608人
生産品目
繊維製品、化学工業品、産業機器、電子部品
主要取引先
海外拠点
アメリカ、中国、タイ、インド、インドネシア、ブラジル、メキシコ
認証取得
企業・機関のWEBサイト
http://www.seiren.com/

更新日:2019年11月20日

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