株式会社 栗本鐵工所

成形 Carbon-LFTD システム

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技術分類:
[ 成形 ]
取扱商品:
[ 装置・設備 ]
キーワード:
[ CFRP ] [ ハイサイクル成形 ] [ 不連続繊維 ] [ 大型部品 ] [ 熱可塑樹脂 ] [ 試作 ] [ 量産 ]

提案技術のポイント

〇中間基材を使用することなく、樹脂ペレットとロービング(繊維)から直接CFRTPの成形部品を製造することができます。
  大幅な材料コストの低減を実現する新しいCFRTPの成形プロセス。多様な分散・混練能力を有しており、分散が難しい
  ラージトゥにも対応が可能です。
〇低L/D構造のセルフクリーニング型混練機(KRCニーダ)と熱可塑コンポジット成形に適応した高精度なハイサイクル
  油圧プレスをご提供します。コンパクトでメンテナンス性に優れた装置及びプロセスをご提案します。

効果

①材料コストの大幅低減
②量産成形
③成形品質の向上
④金型コストの削減

従来技術

①成形する原料として、中間基材(ロングファイバーペレット等)を使用した射出成形プロセス。 ⇒ 材料コスト
②成形部品中の平均残存繊維長は、約0.3mm ~ 約3mm程度。
③ボイドレスな部品を製造する真空成形時には、ベント付またはシェアエッジ金型構造を適用。

新技術

●プロセス
①中間基材が不要な現場混練・成形プロセス。
  素材コストが安い樹脂ペレットとロービング繊維(ラージトゥ)から直接部品を成形するプレス成形プロセス。
  材料コストを大幅に低減すると共に量産成形が可能なプレス成形プロセス。
②低い圧力(約5MPa)で成形が可能。大型形状部品成形の設備コストを大幅に低減

●混練(KRCニーダ)
①高い分散能力を有した低L/Dな二軸連続混練機(KRCニーダ)を適用することで省スペース・メンテンナンス性に優れた装置構成を実現。
②多彩なパドルパターンで、目的に応じた繊維長で混練物を製造することが可能。

●油圧プレス
 ミクロンオーダ(最高 25μm/m) の平行度を維持しながら成形を行う高精度油圧プレス
  ⇒ 寸法精度の大幅向上

技術の展開・連携

開発進度
開発完了 (0年0月完了予定 進捗状況0%)
知的財産権
有り
共同研究者(役割)
なし
活用例
自動車部品等向け熱可塑コンポジット成形部品の量産化
技術課題・制約
〇材料(樹脂・繊維等)×プロセス×FRP成形技術を融合した開発
〇材料供給から成形品までの一連の成形システムを提供
必要な連携先
樹脂メーカー、繊維メーカー、金型メーカー、成形メーカー、量産を検討しているエンドユーザー
技術のWEBサイト
https://www.kurimoto.co.jp/composite/solution/clftd.html

シーズの問合せ先

部署・担当者
コンポジットプロジェクト室 事業企画グループ・釜野 博臣
住所
〒550-8580 大阪府 大阪市西区北堀江1-12-19
連絡先
TEL:06-6686-3234
お問い合わせフォーム

企業・機関概要

所在地
〒550-8580 大阪府大阪市西区北堀江1-12-19
資本金・従業員数等
311億円・2137人(連結)
生産品目
社会インフラ(パイプ・バルブ)、産業機械、建設資材等
主要取引先
多数
海外拠点
欧州、アジア
認証取得
企業・機関のWEBサイト
http://www.kurimoto.co.jp/

更新日:2019年12月14日

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