株式会社 CFCデザイン

素材 熱伝導率の異方性の改善と低気孔率化を実現した新しいC/Cコンポジット(FS320)の開発

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技術分類:
[ 素材 ]
取扱商品:
[ 製品・加工品 ]
キーワード:
[ C/Cコンポジット ] [ 低気孔率 ] [ 油冷却 ] [ 熱伝導率 ] [ 異方性 ]

提案技術のポイント

・従来C/Cコンポジットと比較し、熱伝導率の異方性を大幅に改善

・低気孔率化の成功により、熱処理油冷却工程へのC/Cコンポジットの使用が可能に

効果

熱伝導率異方性 (XY平面 : Z) 3:1→ 1:1

気孔率 従来 20% → 5%

従来技術

金属熱処理用トレーでの油冷却工程への適用例

・冷却油のしみ込みはないが、金属の為、高温環境下では変形が激しく、自動化が困難でライフも短い。

・重量が大きいため、加熱・冷却に時間がかかり、エネルギー消費が大きい。

新技術

・気孔率が低く、冷却油のしみ込みがないため、油冷却工程での使用が可能。

・カーボンで出来ているため耐熱性に優れ、変形がなく、工程の自動化が可能。

・密度が1.7g/cm3と金属の1/4程度であるため、軽量でエネルギー消費が少ない。

技術の展開・連携

開発進度
製品化完了(納入実績有り)
知的財産権
有り
共同研究者(役割)
無 し
活用例
・工具やギア等の熱処理工程に使用する治具 (特に油冷却の工程)
・ C/Cコンポジット製ヒーター (グラファイト製ヒ-タ-の代替)
技術課題・制約
近年、金属の熱処理温度が次第に高くなっており、被熱処理物とC/Cの反応が問題になってきている。
この反応を抑制できる表面処理技術などが確立すれば、更に用途展開が見込まれる。
必要な連携先
・油冷却工程でテストをしていただける企業
・カーボンと金属の反応を抑制する技術、知見を有する研究機関等
技術のWEBサイト
http://www.cfc-design.co.jp/composite

シーズの問合せ先

部署・担当者
営業部・フェロー 長尾博孝
住所
〒916-0054 福井県 鯖江市舟津町1-4-11
連絡先
TEL:0778-42-5629
お問い合わせフォーム

企業・機関概要

所在地
〒916-0054 福井県鯖江市舟津町 1-4-11
連絡先
TEL:0778-42-5624
FAX:0778-42-5625
資本金・従業員数等
1億円・65
生産品目
C/C コンポジット
主要取引先
信越化学工業、大同特殊鋼 等
海外拠点
Across USA
認証取得
ISO 9001
企業・機関のWEBサイト
http://www.cfc-design.co.jp

更新日:2019年9月19日

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