量産性と賦形性(形状自由度)に優れる耐熱発泡コア材「サンフォース®」
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提案技術のポイント
一般的なCFRP複合プロセスで要求される100℃以上の耐熱性を有し、PCM、RTMなどで複合コア材として使用できます。
低吸水性のため、ほとんどの用途で事前乾燥が不要です。
金型を用いた型内発泡で賦形するため切削加工が不要であり、量産性に優れます。
切削では難易度の高い曲面形状や、樹脂流路のための溝形状も賦形可能です。
効果
コア材を用いたFRP複合体のトータルコスト削減
外観に優れた曲面形状の付与
従来技術
一般的にコア材として用いられる高耐熱発泡体のほとんどは板状であるため、事前に切削加工が必要です。また材料コストや量産性に課題があります。特に、吸水性のある発泡体では複合プロセスの前に乾燥工程が必要になります。
一方、金型による賦形が可能な型内発泡による発泡体は、切削コストを抑えられるものの、複合プロセスに耐えられる耐熱性を有するものがほとんどありませんでした。
新技術
サンフォース®は変性PPE樹脂「ザイロン™」を発泡させたビーズ発泡体で、変性PPE由来の耐熱性、ビーズ発泡体由来の軽量、断熱性、賦形性という特徴を併せ持ちます。
サンフォース®は耐熱性が高いため、FRP複合体の成形工程を経ても収縮などの顕著な不具合がみられません。また、型内発泡で賦形できるため曲面のような複雑な形状を製造することができます。
また、サンフォース®は材料コスト、量産性の面でも優位性があります。
サンフォース®は従来の高耐熱発泡体よりも材料コストを抑えられていることに加え、型内発泡で成形するため切削などの事前加工が不要です。このため以下の概念図のように、特に複雑形状を中~大量生産する用途において、大きなコストメリットを出すことが可能です。
技術の展開・連携
- 開発進度
-
製品化完了(納入実績有り)
- 共同研究者(役割)
- 活用例
- 技術課題・制約
- 必要な連携先
- 技術のWEBサイト
- https://www.asahi-kasei-plastics.com/topics/tech-07/
シーズの問合せ先
部署・担当者 | サンフォース事業推進室・ |
住所 | 〒513-8660 三重県 鈴鹿市平田中町1-1 |
連絡先 |
TEL:0593795157
|
- 部署・担当者
- サンフォース事業推進室・
- 住所
- 〒513-8660 三重県 鈴鹿市平田中町1-1
- 連絡先
-
TEL:0593795157
企業・機関概要
- 所在地
- 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー
- 連絡先
-
TEL:03-6699-3000
- 資本金・従業員数等
- 1,033億8,900万円・49,295人
- 生産品目
- 主要取引先
- 海外拠点
- 認証取得
- 企業・機関のWEBサイト
- https://www.asahi-kasei.com/jp/
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