有限会社古田化成

炭素繊維入り複合素材を使用したボルト・ナットによる軽量化と、リサイクル炭素繊維入り複合素材を使用したボルト・ナットの提案

技術分類:
[ 成形 ] [ リサイクル ]
取扱商品:
[ 製品・加工品 ]
キーワード:
[ CFRTP ] [ ナット ] [ プラスチック ] [ プラスチック射出成形 ] [ ボルト ] [ リサイクル炭素繊維 ] [ 炭素繊維入り複合素材 ] [ 軽量化 ]

提案技術のポイント

炭素繊維入り複合素材を使用したボルト・ナットの開発を岐阜県産業技術総合センターと共同開発を進めていいます。プラスチックペレット内の炭素繊維を成形中に切れることが無いように流動解析を繰り返し行い金型形状を確定。成形では成形品の炭素繊維配向を確認し強度の高いボルト・ナットの商品化と開発を進めています。
また、リサイクル炭素繊維をプラスチックに混練した複合素材でボルト・ナットを成形。今後環境問題として大きな課題となる炭素繊維産業廃棄物の解決法のひとつとしてご提案させていただきます。

効果

炭素繊維入り複合素材を使用したボルトは同サイズの金属ボルトと比較すると重量は1/6でありとても軽量です。また、錆びることなくプラスチック素材によっては耐薬性にも非常に優れています。炭素繊維が混練されているため導電性があり帯電しないため静電気対策にも効果があります。

従来技術

一般的な金属製ボルトは素材を回転させながら塑性変形(ローリング・転造)させ製造

新技術

炭素繊維入り複合素材で射出成形したプラスチックカーボンボルト
同形状の金属製ボルトと重量比較すると約1/6の重量

技術の動画

https://youtu.be/HcPOjdAgJeE

技術の展開・連携

開発進度 試作・実験段階 (2021年4月完了予定 進捗状況90%)
共同研究者(役割) 岐阜県産業技術総合センターと共同開発契約を結び流動解析を行い金型形状の最適化を図り、成形品は引張試験を行い強度を計測、Ⅹ線CT
を使用して製品内部監察を行い成形条件の最適化の助言をいただいています。
活用例 産業用ドローン製造メーカーにて、現在使用している金属製ボルトから軽量化対策としての代替部品として検討中
自転車用の軽量及び腐食対策アフターパーツとして試験的に採用
自動車用の軽量及び腐食対策アフターパーツとして試験的に採用
技術課題・制約 金属製ボルトの強度比較するとプラスチックカーボンボルトの強度は約60%から70%減となる。
今後も強度を上げるために継続して試作試験を繰り返す必要がある。
必要な連携先 現在販売中又は開発中のプラスチックカーボンボルトを試験的にご採用いただき、実証データをご提供いただける企業様と連携希望
技術のWEBサイトhttps://www.furuta-kasei.com/

シーズの問合せ先

部署・担当者企画開発部・古田伸享
住所〒5013702 岐阜県 美濃市上河和335-1
連絡先 TEL: 0575322613
FAX: 0575322539

企業・機関概要

所在地〒501-3702 岐阜県美濃市上河和335番地1
連絡先 TEL: 0575-32-2613 FAX: 0575-32-2539
資本金・従業員数等500万円・10人
生産品目プラスチツク射出成形 自動車重要保安部品 インフラ用プラスチック部品 医療器 美容品 日用雑貨品
主要取引先
海外拠点
認証取得
企業・機関のWEBサイトhttps://www.furuta-kasei.com/

更新日:2021年1月28日